キレキレ変化に打者腰砕け…“変貌”した西武右腕が「明らかに良くなった」
準硬式からプロ入りし3年目を迎えた大曲
西武の3年目右腕の変化にファンが注目している。大曲錬投手は、18日に行われた紅白戦の6回に登板すると、伸びのある直球と変化球のコンビネーションで2三振を奪った。「去年と球の力が全然違う」「ストレートエグいじゃん!」と、ボールの威力に驚く声が上がっている。
6回裏にマウンドに上がると、外崎修汰内野手に対しては直球と変化球でファウルを稼ぎ、空振り三振に仕留めた。阪神から移籍の陽川尚将内野手に対しても変化球を続け、フォークで空振り三振。その後失点したものの、成長を感じさせるボールを投げ込んだ。大曲は2020年ドラフト5位で福岡大の準硬式野球部から異例の指名を受けて入団。昨季は6試合に登板し、勝ち負けはなかった。
「パーソル パ・リーグTV」も右腕の投球に注目。公式YouTubeに「大曲錬『キレキレの投球で2奪三振』」とのタイトルで動画を公開すると、「キレがすごい。将来のクローザー候補」「明らかに良くなった」とコメントが寄せられた。今季は平良海馬投手が先発転向するため、新たな中継ぎ投手の台頭が求められる。3年目の“準硬式出身”右腕は、ブレークすることができるだろうか。