吉田正尚は「MVPに匹敵」 1年目で勲章も…米アナリストが驚愕した「エリート級能力」
吉田正尚は日本同様の成績なら「MVP級の打撃成績」
メジャー挑戦1年目でMVPも……? MLB公式が、レッドソックスに新加入した吉田正尚外野手を「日本での数字(成績)はMVPに匹敵」とMVPのダークホース候補に選出した。
MVPの本命候補はアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)、大谷翔平投手(エンゼルス)、マイク・トラウト外野手(エンゼルス)、フアン・ソト外野手(パドレス)、ムーキー・ベッツ外野手(ドジャース)の実績ある5選手で異論はない。MLBアナリストたちは「彼らの他に誰が加わる可能性があるのか?」と新たに5選手を候補として選出した。
候補に選ばれたのはアドリー・ラッチマン捕手(オリオールズ)、ワンダー・フランコ遊撃手(レイズ)、コーリー・シーガー遊撃手(レンジャーズ)、バイロン・バクストン外野手(ツインズ)、そして吉田の5選手となった。吉田はオリックス在籍時の直近5シーズンで打率.332、出塁率.427、長打率.546、OPS.973と驚異の数字を残しており「日本でどれだけ完成された打者であったか、知らないだろう。彼はパワーのあるアベレージヒッターで、出塁することにかけてはエリート級の能力があり、三振もしない」と高評価されている。
さらに、直近3シーズンでは210四球、96三振という数字を残しており「三振の2倍以上の四球を選んだ。もし彼がこの活躍をMLBでもすることができれば、MVP級の打撃成績だ」とアナリストたちは衝撃を受けた様子だった。
吉田はWBCに出場するため、3日夜に一時帰国。大会後には再び本拠地のあるボストンに戻って、シーズン開幕に備える。日米を沸かすMVP級の躍動に、期待がかかる。
(Full-Count編集部)