韓国監督、継投ミス悔やむ「勝機を逸した」 侍Jに屈辱の13失点惨敗は「私の責任」

侍ジャパン相手に大量13失点で敗れた韓国代表【写真:ロイター】
侍ジャパン相手に大量13失点で敗れた韓国代表【写真:ロイター】

3回ヤン・ウィジの先制2ランなど3点先取も、直後に逆転を許した

「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」は10日、韓国代表が日本代表「侍ジャパン」に4-13で大敗した。9日の豪州戦に続く連敗で、3大会連続の1次ラウンド敗退となる可能性が高まった。イ・ガンチョル監督は「全体的に苦しい展開でした。序盤に勝機をつかんだが、投手交代のタイミングが遅かった。私の責任だと思っています」と反省の弁を述べた。

 ダルビッシュから3回、ヤン・ウィジが左翼席へ先制2ラン。さらに2死後キム・ハソンが三失で出塁すると、続くイ・ジョンフが右前適時打を放ち、この回3得点と勢いを見せた。

 しかし先発のキム・グァンヒョン(SSG)が直後に崩れてあっさり逆転を許した。計10人の投手をつぎ込んだが、13被安打13失点。2戦21失点と投手陣が苦しんでいる。イ・ガンチョル監督は「素晴らしい投手たちですけど、自分たちの力を発揮できなかった」「野球は失点しなければいい展開になるが、3回に勝機を逸してしまったと思います」と悔いた。

 また3回無死二、三塁で、右腕ウォン・テインが2番手としてマウンドに上がったところで大谷を申告敬遠。この場面について「この状況で大谷選手から1発が出ると危ないと思っていた。次の選手はコンディションが良くなかった。ダブルプレーをとる戦略で投手交代した」と説明した。

(Full-Count編集部)

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