野茂英雄氏が「メジャーの架け橋に」　“名コンビ”のピアザ監督が称賛「大きな功績」

ピアザ監督「勝つチャンスは十分ある」

　野球日本代表「侍ジャパン」と16日の「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝 東京プール」で激突するイタリア代表のマイク・ピアザ監督が15日、会見に臨み、先発する大谷翔平投手（エンゼルス）に言及。「ベーブルース以来の選手」と絶賛し、現役時代にバッテリーを組んだ野茂英雄氏について「キャッチャーをできたことを光栄に思う」と語った。

　大混戦だったプールAを2位で通過したイタリア代表。指揮官は「なんとかいい試合をしたい」と話し、先発する大谷について「メジャー全体でもベーブルースが最初でおそらくそれ以来の選手。フルタイムでこれほどの成績を残す選手はいなかった」と絶賛。「打てる球はなかなか来ない。打てる球を確実に捉えることが求められることになる」と語った。

　バッテリーを組んだ野茂氏についても語り、「キャッチャーをできたことは光栄に思っている。野茂さんの存在が日本人メジャーリーガー誕生に大きな功績を残した」と指摘。「野手にも可能性が広がり、イチローらが渡った。メジャーリーグの架け橋となった野茂の存在は大きい」と述べた。

　侍ジャパンについては「手強い相手だとわかっている」とした上で「非常に大きな存在だが、勝つチャンスは十分あると思っている」とも。準決勝進出を虎視眈々と見据えた。

（Full-Count編集部）