大谷翔平の“名演説”は「鳥肌もの」　全米に広がる感動の声「アメージングだ」

決勝直前の言葉に注目「憧れてしまったら超えられない」

　日本代表「侍ジャパン」を世界一に導いた大谷翔平投手（エンゼルス）の「名演説」に、米国各地から多くの感動の声が寄せられている。21日（日本時間22日）の決勝戦を前に、侍ジャパンの円陣の中心に立ち「憧れるのを、やめましょう」と口にした。これが日本を14年ぶりの世界一へ導いたとして、注目されている。

　大谷はさらに「憧れてしまったら超えられない。今日僕たちは、超えるために来た。トップになるために来た。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあいこう！」と続け、選手たちのモチベーションを高めた。メジャー選手への畏敬の念を外し、勝負できる体制を作った。

　この場面には、米国のメディアも一斉に反応した。スポーツ局「FOXスポーツ」は「日本が米国を撃破する前、ショウヘイ・オオタニが試合前の英雄的なスピーチを送る」。全国紙「USAトゥデイ」のスポーツサイト「フォー・ザ・ウィン」は「かなり感動的な激励だ！」と紹介した。

　大谷のリーダーシップに感服したメディアはこれだけではない。老舗メディアの「スポーティング・ニュース」は「WBC決勝の前にショウヘイ・オオタニが日本チームに送ったスピーチが、鳥肌ものだろう」。全国紙の「USAトゥデイ」も「オオタニが情熱の込もったスピーチをした」とした。さらにスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のマーク・クレイグ氏は自身のツイッターに、トラウト斬りで世界一に輝いたことについて「すげえ、アメージングだ」と感想を綴っている。

（Full-Count編集部）