大谷翔平、開幕戦から“全開投球”へ 指揮官は100球超えを容認「問題ない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ネビン監督「今日は100%準備できている」

■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間31日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間31日)、敵地で行われるアスレチックスとの開幕戦に「3番・投手」で投打同時出場する。フィル・ネビン監督は「(100球を投げても)問題ない。でも、慎重に判断する。彼はここ数週間でいろんなことがあったが、今日は100%準備できている」と期待を込めた。

 大谷は世界一奪回へ導いた侍ジャパンから23日(同24日)にエンゼルスに復帰。24日(同25日)にマイナー相手に登板し、4回2/3を投げて4安打1失点、8奪三振1四球だった。慌ただしく調整を進めているが、「通常の先発と同じような起用になるだろう。彼が毎回マウンドに上がるたび、気分がいい。少しの援護でも、(彼なら)大丈夫だと思っている。今夜ショウヘイの活躍を見られることに興奮している」と語った。

 今季から新ルール「ピッチクロック」が導入される。時短対策が求められるが、大谷は電子機器「ピッチコム」を使って自らサインを出す。ネビン監督は「彼ら(大谷と捕手のオハッピー)は一緒に予習して、ゲームプランを組んでいるから、考え方を共有している。オハッピーがショウヘイの選択に納得行かなかったら、直接彼に言えばいいだけだ。スプリングトレーニングを通じて、彼らは上手くやっていたから全く心配はしていない」と話した。

 ネビン監督は試合前の取材で自身が知る大谷とトラウトの“秘密”についても言及。報道陣から「ショウヘイやトラウトで私たちが知らなくて、あなたが知っていることは?」と問われた指揮官は、「彼らは見えないところで、たくさん練習をしている。彼らが世界で一番の選手だと言われるのには理由がある。彼らはそこを目指しているから、こんなにも練習をする。他の選手がその姿を見ることは大事だ。特別なことだ」と熱く語っていた。

(Full-Count編集部)

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