2勝目の大谷翔平に止まらぬ絶賛 米メディア驚愕の数字「0.47」「.304」の意味
5四球与えるも…今季最長の7回を投げ被安打わずか1本
■エンゼルス 2ー0 ナショナルズ(日本時間12日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われたナショナルズ戦で今季2勝目を挙げた。6四死球を与えたものの、今季最長7回1安打無失点の好投で、防御率は驚異の0.47。米メディアからも絶賛が止まらない。
米メディア「FOXスポーツ」のローワン・カブナー記者は「ショウヘイ・オオタニは更に進化しているのか? 今夜は7回無失点に抑えて、2023年の防御率は0.47だ。昨年まで遡って、ここ10試合の防御率は0.84だ。被打率は.100で、彼の打率は.300だ」と信じられない数字に驚愕した。
また、米スポーツ局「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者は、大谷の6四死球の投球に「今日も制球と戦っていたが、とても効果的なピッチングだった。今シーズン19回を投げて、四球12を記録しているが、僅か6安打、1失点に抑えている」と絶賛している。
「CBSスポーツMLB」のダニー・ヴィエッティ氏は「ショウヘイ・オオタニは(今シーズン)初先発で3四球、その次の登板で4四球、そして今夜は5四球を出した。本人が持っている最高の制球力をまだ発揮できていない。それでも(今シーズン)24イニングを投げて、防御率0.47、24奪三振、被打率.100をマークしている」と、制球力の向上でまだ上がり目があると強調する。
さらにMLB公式のサラ・ラングス記者は自身のツイッターで「1901年以降、5回以上を投げ、被安打4以下に抑えた連続登板記録は」として1位に2021年のジェイコブ・デグロム(当時メッツ)が残した8試合、2位タイに現在の大谷と2004年のヨハン・サンタナ(当時ツインズ)の7試合を挙げる。さらに「オオタニはその期間:101打席で、打率.304を記録」として、二刀流をこなしながらも投手として最上位クラスの成績を残し続ける大谷を称えている。
(Full-Count編集部)