大谷翔平の「狂気的な事象は続く」 2勝目から一夜…米で衝撃冷めず「印象的な登板」
昨年から続く球団新の10試合連続2失点以下でライアンの記録更新
■エンゼルス 2ー0 ナショナルズ(日本時間12日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は、11日(日本時間12日)のナショナルズ戦で2勝目を挙げた。今季最長7回を投げ、6四死球を与えながらも1安打無失点。3試合を終えて防御率0.47、球団新の10試合連続2失点以下という無双ぶりに、一夜明けても米メディアの衝撃は冷めない。
昨年から続く2失点以下で、先発投手に限れば、伝説の剛腕ノーラン・ライアンが1972、73年にかけて記録した9試合連続の球団記録を更新した。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ショウヘイ・オオタニがノーラン・ライアンの素晴らしい連続記録を破る」「伝説は続く。エンゼルスの万能なスーパースターが、またしても印象的な登板をした」などと絶賛。「オオタニは既に、球界が目撃してきた中でもトップクラスの二刀流選手として頭角を現している。そしてたった6シーズンで、レガシーを更に強固なものとしている」と称えた。
米メディア「スポーティング・ニュース」のライアン・フェイガン記者は「最初の11試合で1.6WAR(投打合計)を記録。1シーズンにおいてこんなに早い段階で、(具体的な成績の)ペースについてのスタッツは本当にくだらないとわかっているが、オオタニは今季23.5WARペースだ」と止まらぬ進化に驚愕した。
また米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は「オオタニの今季ここまで:19投球回で自責点1、24奪三振、(打者として)47打席で打率.300、出塁率.404、長打率.575。狂気的な事象は続く」と驚異的な数字を強調。12日(同13日)の同戦は欠場して完全休養日となったが、2勝目の衝撃は強く残っている。
(Full-Count編集部)