大谷翔平、痛烈右前打でサイクル王手 残り三塁打で達成…5度目の正直なるか
痛烈二塁打→日米通算200号→右前打
■ロッキーズ ー エンゼルス(日本時間24日・コロラド)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し3安打を放ちサイクル安打に王手をかけた。1試合3安打以上は11日(同12日)の本拠地マリナーズ戦以来、今季8度目となっている。
大谷の勢いが止まらない。初回の第1打席でフリーランドから打球速度115.5マイル(約185.9キロ)の痛烈な右中間二塁打。連続試合長打の球団記録を10に伸ばすと、5回先頭で迎えた第3打席で詰まりながらも右翼ブルペンに放り込んだ。3戦ぶり25号で日米通算200号(NPB48本、MLB152本)に到達した。また、この一発でMLB通算615安打とし、松井稼頭央に並び日本人歴代4位タイとなった。
さらに、6回2死の第4打席でも打球速度110.5マイル(約177.8キロ)の痛烈なライナーで右前に運んだ。三塁打を残してサイクル安打に今季5度目の王手をかけた。
前日22日(同23日)にはオールスター戦(7月11日、シアトル)のファンによる1次投票の結果が発表され、大谷はア・リーグ指名打者部門で264万6307票を獲得していた。リーグ最多得票で、3年連続3度目の選出と先発出場を決めていた。“5度目の正直”でサイクル達成なるか。
(Full-Count編集部)