ゴールドシュミット、右打者の「逆方向本塁打」で“史上最長”137メートル弾
自身初の2試合連続マルチ本塁打、2発目は今季最高の“45度弾”
ダイヤモンドバックスの主砲ポール・ゴールドシュミット内野手が、9日(日本時間10日)の敵地ロッキーズ戦でライトへ450フィート(約137メートル)の本塁打を放った。MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、右打者の右方向への打球としては計測史上最長の飛距離だったという。
初回だった。2番のゴールドシュミットは1死走者なしで打席へ。カウント1-1からロッキーズ先発ベティスの92マイル(約148キロ)の直球を捉えた、打球は右方向へグングン伸びてスタンドへ。先制の一発となった。
「スタットキャスト」によると、このホームランは飛距離450フィート。ツイッターで「ダイヤモンドバックスのスラッガーがデンバーで放った450フィートのホームランは、スタットキャストが2015年に計測を初めて以来、右打者が反対方向へ放った最も大きな本塁打だ」とデータを紹介。気圧が低く打球の飛距離が出やすいクアーズ・フィールドで、“歴史的”な一発を放った。
ゴールドシュミットはこの試合、4回にはレフトへ逆転の3ラン。こちらは高々と舞い上がる打球で、MLB公式サイトによると発射角度46度目は今季のメジャー最高タイだったという。
ダイヤモンドバックスの主砲は今季低調だったが、6月に入って打率4割超。前日に続く2本塁打となった。「ESPNスタッツ&インフォ」によると、2試合連続マルチ本塁打はゴールドシュミットにとって自身初となったという。