エ軍6連勝 プホルス9号弾で通算1951打点 ミュージアルに並ぶ歴代6位タイ

本塁打を放ち1951打点目を挙げたエンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】
本塁打を放ち1951打点目を挙げたエンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】

ソーシア監督「アルバートはミュージアルに最大級の敬意を持つ」

 エンゼルスは9日(日本時間10日)、敵地ツインズ戦に2-1で勝利し、連勝を「6」に伸ばした。先発のスカッグスが7回を5安打8奪三振1失点と快投。3回にキンズラーの3戦連続8号ソロで先制すると、6回にはプホルスが9号ソロで試合を決めた。

 雨により、試合開始が4時間遅れたこの日。待ち時間長かったが、先発マウンドに上がったスカッグスは「マイナーでも雨でよく待たされることがあったから全然大丈夫だった」と待ち疲れを感じさせぬ好投を見せた。ツインズの先発ギブソンも7回を投げて5安打2失点と、2被弾による失点のみだった。

 エンゼルスが1点リードで迎えた6回。1死走者なしで打席に立ったプホルスは、ギブソンが1ボール1ストライクから投げた3球目91.7マイル(約148キロ)内角ツーシームをフルスイングした。高く上がった打球は、左翼2階席に飛び込む大飛球。これでメジャー通算1951打点とし、スタン・ミュージアルに並ぶ歴代6位タイとなった。

 ミュージアルといえば、プホルスが球界屈指の打者に成長したカージナルスの英雄だ。2013年に逝去するまで何度も球場に足を運び、プホルスとの親交を深めていたという。2人の交流を知るソーシア監督は「アルバートはスタン・ミュージアルの全てに最大級の敬意を持っている。グラウンドだけではなく、グラウンドを離れても素晴らしい人格者だった」と話し、「スタン・ミュージアルが引き合いに出されるなんて、アルバートはいい気分だと思うよ」と喜びを代弁した。

 同一カード3連戦を目指すエンゼルス。11日(同12日)から始まる地区首位マリナーズとの3連戦に弾みをつけたい。

(Full-Count編集部)

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