これぞ柳田! 鷹の4番が「詰まって」逆方向への15号3ラン 3回までに4打点
中日先発の大野雄大から左中間スタンドへ運ぶ
■中日 – ソフトバンク(10日・ナゴヤドーム)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、1人で大量リードを運んできた。10日、敵地ナゴヤドームで行われた中日戦。4連敗で迎えた一戦だったが、主砲は初回に先制犠飛を放つと、3回にはリードを広げる3ラン。3回までに1安打4打点と、そのバットが火を噴いた。
足の張りのために2試合続けて「左翼」で出場となった柳田。ただ、この日はそんな不安を感じさせない活躍を見せた。初回、先頭の川島、中村晃の連打でチャンスを作ると、1死二、三塁で左犠飛。幸先よく先制点を運んできた。
さらに3回。1死から中村晃の右翼フェンス直撃二塁打、松田の左前安打で一、三塁とすると、この日の2打席目に。カウント3ボール2ストライクからの6球目、中日先発の大野雄が投じた真っ直ぐを捉えた打球は、これぞ柳田という逆方向への大きな当たりに。左中間スタンドに飛び込む一撃は15号3ランとなり、リードを4点へと広げた。
一塁を回ったところで右腕でガッツポーズを作った柳田。「打ったのはストレートです。自分のスイングが出来ました。少し詰まりましたが、しっかり捉えられ、いい追加点になって良かったです」と球団を通じてコメントした。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)