鷹、2発5打点の柳田が連敗止める 中日は大野雄5失点で3位浮上逃す
柳田は初回に先制犠飛、3回に3ラン、5回にソロと大活躍
■ソフトバンク 5-2 中日(10日・ナゴヤドーム)
ソフトバンクが、4番の大活躍で連敗をストップさせた。10日、敵地ナゴヤドームでの中日戦。主砲の柳田が先制犠飛、中押し3ラン、ダメ押しソロと2本塁打5打点の大暴れ。チームの全得点を柳田のバットが叩き出し、連敗を4で止めた。
初回1死二、三塁で左犠飛を放ち、先制点を生んだ柳田。3回1死一、三塁での第2打席では中日先発の大野雄のストレートを左中間スタンドへと運び15号3ラン。さらに5回2死での第3打席では、今度は左腕のスライダーを左翼スタンドへ。2打席連発となる16号ソロ。チームの5得点全てを1人で叩き出し、試合を決めた。
ソフトバンク先発の中田は、2013年まで本拠地としていたナゴヤドームでのマウンド。7安打3四球と走者を出しながらの投球だったが、粘って1失点。6回2死から連続四球を与えたところで降板となったが、今季4勝目をマークした。
3連勝中だった中日は先発の大野雄が柳田1人に2本塁打5打点を許し、5回6安打5失点でノックアウト。打線も走者こそ出しながら、あと1本が出ずに連勝は3でストップ。2位だった阪神が敗れ、勝てば3位浮上となるところだったが、Aクラス入りをまたも逃すことになった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)