ヌートバーが感謝する“気遣い” 緊張で「震え始めた」…ダルビッシュとの初対面
ダルビッシュからは「何でも相談して」
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の一員として世界一に貢献。すっかり日本では話題の人となったが、チーム合流前は不安も抱えていたようだ。クリス・ローズ氏が司会を務めるポッドキャスト番組「クリス・ローズ・スポーツ」のインタビュー動画で振り返っている。
日系人として初の参加となり、チーム合流前には代理人とメールで様々な相談を重ねた。その中で「チームの先輩格だから頼りにするべきだ」と名前を挙げられたのがダルビッシュ有投手(パドレス)だったという。
日本代表に合流したヌートバーは、初対面を回想し「(早朝)5時に(日本に)到着して、ホテルに8時くらいに着いて、朝食をとっていた。そのとき、ダルビッシュが(朝食会場に)やってきた。理由はわからなかったけど、何故か震え始めたんだ。『彼がやってきた。第一印象を良くしないと』って感じだったね」と語った。
ダルビッシュも英語で自己紹介し、「手助けができることがあれば、何でも相談して」と言われたという。チーム最年長右腕の“気遣い”にヌートバーは「いい出来事だった。自己紹介をして、リスペクトしつつ、ダルビッシュにいい第一印象を持ってもらうという第1関門を突破した瞬間だった」と振り返っていた。
(Full-Count編集部)