大谷翔平、記録ずくめの3勝目 被打率わずか.092の“メジャー新”…防御率も球団新

ロイヤルズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ロイヤルズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

5試合計28イニングで被安打わずか8「シーズン最初の5先発登板で最少」

■エンゼルス 2ー0 ロイヤルズ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に「2番・投手」で投打同時出場し、今季3勝目を挙げた。7回で今季最多11三振を奪い、2安打無失点。記録ずくめの快投は衝撃を与えている。

 米スポーツ専門局「ESPN Stats & Info」は「オオタニは、(直近の)9試合の先発で、いずれの試合も3安打以下に抑えている。オープナーを除けば、これは1893年に本塁からマウンドまでの距離が現在のものになって以来、2番目に長い連続記録である。オオタニは、2021年のジェイコブ・デグロムの10試合連続という記録だけを追っている」と説明。あと1試合で最多に並ぶことになる。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス氏は、今季の被打率がわずか.092であることに注目。ツイッターに「少なくとも1916年以降、投手のシーズン最初の5試合登板で最も低い記録である。(少なくとも20イニング投げた投手の中で)」と綴った。5試合計28イニングで8安打しか打たれておらず「たった8本! これは、1901年以来、シーズン最初の5先発登板で最少(少なくとも20イニング投げた投手の中で)」と強調した。

 エンゼルス広報部のマット・バーチ氏は「防御率0.64は、1シーズンにおける最初の5先発登板での(最も低い防御率の)フランチャイズ記録だ。これまでの記録は、カーク・マッカスキル(1989年、防御率0.74)が保持していた。また2022年の開幕以来、オオタニは10個以上の三振を奪った試合が12試合あり、これは現在メジャーでトップである」と伝えた。

(Full-Count編集部)

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