吉田正尚が止まらない 出塁率リーグ4位、OPSも“大谷超え”…2週間で打率1割上昇
今季10度目のマルチ安打で打率.298
■Rソックス 7ー6 ブルージェイズ(日本時間3日・ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が2日(日本時間3日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「6番・指名打者」で出場し、菊池雄星投手から5号ソロを放つなど3打数2安打2打点で打率を.298まで上昇させた。今季10度目のマルチ安打で連続試合安打を12に伸ばし、打率を3割目前に持ってきたが、注目すべき数字は他にもある。
試合を重ねるに連れ、打撃指標数(OPS)は.902まで上昇。現時点ではエンゼルス大谷翔平投手のOPS.896を上回っている。打率は大谷を4厘上回る.298。出塁率.391もリーグ4位で、チームにとって欠かせぬ戦力となっている。
メジャー挑戦1年目の今季、開幕直後には打撃不振に陥った。4月は21打数無安打の時期も経験。4月18日(同19日)時点では打率を.167まで下げていたが、打席を重ねる度に修正を施した。継続中の記録ではメジャートップタイの連続試合安打を12に伸ばすなど、着実に結果を残してきた。
オリックス在籍時にはプロ2年目の2017年から6年連続でシーズン打率3割以上を記録。2度の首位打者にも輝いた“小さなヒットマン”が、新天地でも輝き始めた。
(Full-Count編集部)