ハム田中正義、7年目で悲願の初勝利 9回3者連続三振→サヨナラ、お立ち台で万感

楽天戦後にお立ち台に上がった日本ハム・田中正義【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天戦後にお立ち台に上がった日本ハム・田中正義【画像:パーソル パ・リーグTV】

「こういう景色が見られて凄くうれしいです」

■日本ハム 3ー2 楽天(7日・エスコンフィールド)

 日本ハムは7日、本拠地での楽天戦に3-2でサヨナラ勝利。田中正義投手がプロ7年目で悲願の初勝利を挙げた。試合後のヒーローインタビューでは「時間はかかってしまったんですけど、こういう景色が見られて凄くうれしいです」と喜びを口にした。

 田中正は同点の9回に4番手として登板。最速154キロで小郷、太田、山崎から3者連続三振を奪うと、チームはその裏に1死一、二塁から上川畑の中堅の頭を越える二塁打でサヨナラ勝ちした。これで3カード連続の勝ち越しを決め、5位に浮上した。

 田中正は2016年ドラフト1位でソフトバンクに入団。34試合に登板も勝利は挙げられず、2023年1月に近藤健介外野手の人的補償として日本ハムに入団した。4月27日の本拠地・オリックス戦では初セーブを挙げ、お立ち台では感極まって涙を流していた。

【実際の映像】直球の威力抜群… 田中正義、悲願の初勝利呼んだ9回の3者連続三振

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