無安打続くイチローに米国内でも不安の声 「ここまでのスランプはニュース」
ここまで自己最長33打席連続無安打、「本当に苦しんでいるなと感じるところは三振」
マーリンズのイチロー外野手が7日(日本時間8日)、敵地レッドソックス戦で2回の守備から出場したが3打数無安打に終わり、これで33打席連続ノーヒットとなった。試合は3-4で敗れ、マーリンズは3連敗となった。
この日、「6番・一塁」で先発出場したベーカーが左腹斜筋を痛めたため、2回の守備からレフトのモースが一塁に入り、イチローがレフトで急遽出場。しかし、2打席連続で見逃し三振に倒れるなど、またも快音は聞かれなかった。試合を中継した米テレビ局「FOXテレビ・フロリダ」でも、メジャー自己最長のノーヒットが続くレジェンドを心配する声を伝えている。
1点を追う8回2死の場面で田澤純一投手と対峙したイチローについて、実況が「イチローです。27打数0安打で、今日は2三振しています」と紹介すると、解説者は「イチローを見ていて本当に苦しんでいるなと感じるところは三振ですね。彼はいつもバットにボールを当てて、インプレーにしますからね」と心配そうにコメント。そしてこの打席は2ゴロで倒れた。