復帰遅れる248億円男に皮肉続々… ほぼ投げない“最強右腕”は「引退を考えなくちゃ」

レンジャーズのジェイコブ・デグロム【写真:ロイター】
レンジャーズのジェイコブ・デグロム【写真:ロイター】

デグロムの離脱にファン「決して投げることがない屈指の投手」

 レンジャーズのジェイコブ・デグロム投手の復帰が遅れることになりそうだと、米スポーツ局「FOXスポーツ」が報じている。同メディアは「ブルース・ボウチー監督によれば、肘の炎症で(復帰までに)あと2、3週間かかる見込み」と伝えている。この報道を見たファンは「決して投げることがない屈指の投手」「毎年1か月だけは、リーグ1の投手」など“皮肉”の声を上げている。

 デグロムは4月28日(同29日)に本拠地で行われたヤンキース戦に先発し、4回途中で降板。右肘の炎症により翌29日(30日)から15日間の負傷者リスト(IL)に入っていたが、復帰時期がずれ込んだ。

 デグロムはメッツに在籍した2010年オフにトミー・ジョン手術を受けた。さらに、前腕の張りや肩甲骨のストレス反応で2021年から2022シーズンにかけて、およそ1年間欠場した時期もあった。今季からレンジャーズのユニホームを着たが、今度は肘に問題が起こり離脱してしまった。

 レンジャーズは2022年オフ、サイ・ヤング賞を2度受賞している右腕を5年1億8500万ドル(約248億4800万円)で獲得した。移籍1年目のデグロムは今季6試合に先発登板して2勝0敗、防御率2.67の成績。34歳右腕の離脱を知ったファンは「ショック……ではない」「いつも怪我していて残念」「この男は本気で引退を考えなくちゃならない」などの声を上げ、頭を抱えていた。

(Full-Count編集部)

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