大谷翔平の去就を米記者が推測　エ軍トレード放出もなし、今オフFAは「オオタニの選択」

今季中の放出は「チームが崩壊しない限り、可能性はない」と米球界関係者

　エンゼルスの大谷翔平投手は、今オフにフリーエージェント（FA）となる。ただ昨季がそうだったように、その前に対価を得られるトレードによる放出があるのではという憶測も。一方で米スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者は、大谷のトレード放出はないと主張している。「チームが崩壊しない限り、可能性はない」と言い切る米球界関係者の発言を伝えている。

「2023年のトレード期限を形成する未知の要因」と題した記事で、大谷の去就について言及している。球界関係者によると、「現段階でエンゼルスの大谷の去就についての立場は“極めて明確”」なのだという。ある関係者は「彼ら（エンゼルス）はトレードしない」と言い切り、別の関係者は「もしトレードを成立させるなら、去年の夏が最高のタイミングだった。完全に（チームが）崩壊しない限り、可能性はないだろう」と話しているという。

　さらに、記事によれば、ライバル球団の選手評価担当は「エンゼルスのアート・モレノオーナーが『現代のベーブ・ルースを自分のチームから放出した男』として記憶されたくない思っている」と口にしている。

　ただ、オフになってFAとなれば、行き先は不透明だ。記事は「オオタニがFAになって市場に出た後に、エンゼルスと再契約すると確信している人物を見つけるのは難しいだろう」と、エンゼルス残留は不透明だと指摘。続けて「もし彼がエンゼルスを去ることになれば、それはモレノ氏が追い出したからではなく、それはオオタニの選択になる」とした。

（Full-Count編集部）