日本ハムが今季初の4連勝　先発転向の北山亘基が2勝目　オリは山本由伸が先発回避

野村佑希が先制打含む2安打の活躍

■日本ハム 5ー3 オリックス（20日・京セラドーム）

　日本ハムは20日、京セラドームで行われたオリックス戦に5-3で勝利し、今季初の4連勝を飾った。一時は9を抱えた借金は3にまで減った。

　2回1死一、二塁から、野村佑希内野手が右中間を破る適時二塁打を放ち、2点を先制。5回には万波中正外野手の6号ソロで1点、6回表にも細川凌平内野手の適時三塁打と中島卓也内野手の適時打で2点を加え、試合の主導権を握った。

　先発の北山亘基投手は、毎回走者を背負いながらも要所を締め、5回まで犠飛による1失点だけに抑えた。6回は池田隆英投手、7回は河野竜生投手が無失点でつないだ。

　8回に、ルーキーの宮内春輝投手が2本の適時打で2点を返されるも、続くピンチを大ベテランの宮西尚生投手が火消し。最終回は田中正義投手が3者凡退に抑えた。北山が2勝目をマーク。打線では野村と矢澤宏太投手が2安打をマークしている。

　一方のオリックスは、先発が予告されていた山本由伸投手が発熱により登板回避。緊急登板となった竹安大知投手も2回表に右肘の違和感で降板するなど、不運が重なった。

（「パ・リーグ インサイト」河野桜己）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）