大谷翔平、2試合ぶり11号ソロ 右中間への“確信弾”…投手は打球追わずガックリ
打球速度約165キロ、飛距離約126メートル…本拠地大熱狂
■エンゼルス ー ツインズ(日本時間21日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのツインズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、6回の第3打席で2試合ぶりの一発となる11号ソロを放った。大谷は打った瞬間に本塁打を確信し、打たれたバーランドは打球を追うのをすぐに諦め、がっくりと下を向いた。
豪快な一発だった。先発右腕・バーランド相手に第1打席は見逃し三振、第2打席は初球を打って遊ゴロに倒れたが、6回先頭で迎えた第3打席だった。フルカウントから真ん中高めの94.2マイル(約151.6キロ)の直球を一閃。打球速度102.5マイル(約164.9キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)で、大谷は打った瞬間本塁打を確信し、本拠地は大熱狂に包まれた。この日の試合前、本塁打を打った際に兜を被せていたフィリップスがメジャー出場前提となる40人枠を外れるDFAに。“代役”のボールボーイから兜を被せてもらい、チームメートと笑顔でハイタッチした。
前日19日(同20日)の同カードでは、3打数無安打1四球2三振で2試合ぶりノーヒットに終わっていた。翌21日(同22日)には今季6勝目を目指し登板予定。試合前にはツインズの前田健太投手と談笑した後、ブルペンで37球を投じるなど調整していた。