大谷翔平「もう少しいい投球できた」 6回10K力投も2失点反省…延長戦負けに悔しさ

試合後の取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:川村虎大】
試合後の取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:川村虎大】

4打数無安打で2試合連続無安打「きっちり甘い球を打てるかどうか」

■マーリンズ 8ー5 エンゼルス(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地・マーリンズ戦に「3番・投手」で投打同時出場し、6回6安打2失点と好投を見せた。毎回10奪三振で勝利投手の権利を手にしたものの、救援投手が打たれて6勝目はならなかった。バットでは4打数無安打で2試合連続無安打。打率.269となった。チームは延長戦で敗れて2連敗。

 なかなかリズムをつかめなかった。初回は先頭・デービスの投ゴロを一塁へ悪送球。同2死一、三塁から元DeNAグリエルの左前適時打で先制を許した。1-1で迎えた5回2死三塁ではソレアへ四球を与えると、昨季のア・リーグ首位打者アラエスに右前適時打を献上。「良くもなく悪くもなく。最低限6回を投げられたので。そこは良かったところかなと思いますけど、きっちりと点数を取られたところはもう少しいい投球ができたかなと思います」と表情は晴れなかった。

 それでも、毎回10奪三振をマーク。シーズン90奪三振はブルージェイズのガウスマンを抜いてリーグトップで、被打率.155と合わせて“投手2冠”だ。勝負球のスイーパーの割合が増えたことについて、「良かったこと、悪かったことは必ず出てくるので、前回悪かったところを修正して臨みたかったですし、それは次回登板も変わらないので。スイーパーだけじゃないですけど、それの繰り返しかなと思っています」と語った。

 バットでは2試合連続無安打。なかなか自らを援護できなかった。「振っているコースは、今日に関してはいいコースというか難しいコースなので。いい結果につながっていないなという感じはしますし、見え方自体はそんなに悪くないので、あとはきっちり甘い球を打てるかどうかかなと思います」と課題を口にしていた。

(Full-Count編集部)

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