西武が5月の「走魂賞」投票開始 土壇場アーチの21歳、全力走塁のルーキーら候補に

西武・長谷川信哉【写真:矢口亨】
西武・長谷川信哉【写真:矢口亨】

候補入りの若獅子に注目…

 西武は2日、5月の「走魂賞 supported byこんにゃくパーク」の投票受付を開始した。1軍部門では育成出身の3年目、21歳の長谷川信哉外野手、2軍部門ではルーキーの是澤涼輔捕手、前月に続き2年目の黒田将矢投手と、若獅子3選手がノミネートされた。

 これは、チームスローガンの「走魂」をチーム全体に意識づけるため、スローガンに見合ったプレーなどで貢献した選手を監督やコーチが候補として選出し、最終的にファンクラブ会員の投票によって1軍、2軍それぞれ1名ずつを決定するもの。投票は会員専用マイページ「アンケート回答」から可能だ。5月の候補と選出理由は次の通り。

【1軍部門】
○平井克典
頼れる中継ぎの中心投手としてチームの勝利に貢献した。まさにチームが最後の1アウトまで走り切る上で、その中心的存在を担い、重要な場面で9試合の登板を果たした。防御率は1.04と安定感抜群で2勝、7HPを挙げ、被打率は2割に抑え込んだ。

○鈴木将平
13日の楽天戦、4回に逆転の走者一掃3点三塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。このプレーはもちろんのこと、盗塁成功率も依然10割をキープしている。もともと走れる選手ではあるが、守備面でも俊足を活かした球際の強さを見せている。

○長谷川信哉
1軍に昇格してから「何とか結果を出したい」「ヒットにしたい」という気持ちがプレーの随所に出ており、打ってから一塁へ走る姿からも感じる。その気持ちが16日の日本ハム戦で、土壇場での同点本塁打を呼んだように思える。結果それがチームの勝利にもつながったことから推薦したい。

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