大谷翔平、またサイクル王手 内野安打&豪快2ラン&弾丸二塁打…4度目の正直なるか
本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場
■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。第1打席で内野安打を放つと、第2打席で17号同点2ラン、さらに第3打席でも二塁打を放ち、サイクル安打に王手をかけた。1試合3安打以上は4安打を記録した3日(同4日)の敵地・アストロズ戦以来、今季6度目。
大谷の勢いが止まらない。初回の第1打席で相手右腕・カスティーヨから三塁へのボテボテ内野安打を放つと、2点を追う3回2死一塁の第2打席では、3試合ぶりとなる中越え同点2ラン。打球速度112.9マイル(約181.7キロ)、飛距離440フィート(約134.1メートル)の豪快弾だった。17本塁打はアストロズのヨルダン・アルバレス外野手に並びア・リーグ2位タイで、19本塁打で1位につけるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手と2本差に並んだ。
さらに同点の5回2死一塁では、左翼への二塁打。三塁打を残しサイクル安打へ王手をかけた。大谷は2019年6月13日(同14日)の敵地・レイズ戦で自身初、メジャー日本選手初のサイクル安打を達成している。今季は3度、王手をかけているがいずれもあと1本が出なかった。
この日、投げては初回2死一塁で4番・ケルニックにスイーパーを打たれ、先制2ランを浴びた。4回にはロドリゲスから4個目の三振を奪い、シーズン100奪三振に到達した。試合前の時点で、今季の投打同時出場での打撃成績は、47打数17安打1本塁打6打点、打率.362、OPS.998と好成績を残している。自らの一打で4登板ぶりの6勝目をつかめるか。
(Full-Count編集部)