大谷翔平、今季20度目マルチの右前打→激走生還 相手の隙突く好走塁…逆転呼び込む

第3打席で安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
第3打席で安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

初回の第1打席で10戦連続安打となる右翼線二塁打

■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間14日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で首位レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で右翼線へ二塁打を放つと、第3打席でも安打を記録した。マルチ安打は3試合連続、今季20度目だ。前日12日(同13日)から4打席連続出塁中だ。

 大谷から快音が止まらない。初回1死の第1打席で相手左腕ブラッドフォードのチェンジアップを捉え、右翼線へ打球速度112.5マイル(約181.1キロ)の痛烈二塁打。3日(同4日)の敵地アストロズ戦から続く連続試合安打を「10」に伸ばした。

 さらに3回2死の第2打席は四球、2点を追う6回1死の第3打席では二遊間を抜ける右前打を放った。ドルーリーが左前打でつなぐと、レンドンの二ゴロで遊撃シーガーがお手玉をする間に本塁に激走し生還。続くレンフローの逆転2ランを呼び込んだ。

 前日12日(同13日)の同カードでは「2番・指名打者」で先発出場し、今季2度目のマルチ本塁打をマークした。7回に同点19号ソロを放つと、延長12回に勝ち越し20号2ラン。日本選手で初めて3年連続20発に到達し、本塁打争いではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手を抜いてリーグトップに立っていた。

 試合前の時点で6月は打率.391、5本塁打12打点、OPS1.290と大暴れ。チームは今季最大の貯金「6」となっている。首位相手に連勝なるか。

(Full-Count編集部)

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