岩隈久志にドジャースら3球団が熱視線 今夏のトレードも?
ドジャース、ブルージェイズ、ナショナルズがスカウト派遣か
マリナーズの岩隈久志投手が今夏にトレードされる可能性が浮上している。米地元テレビ「CBSスポーツ」が報じている。
マリナーズは昨季ヤンキースからロビンソン・カノ二塁手、今季オリオールズからネルソン・クルーズ外野手を獲得するなど大型補強を繰り返し、2001年シーズン以来となるプレーオフ進出を目指しているが、現在40勝47敗の借金7でア・リーグ西地区4位に低迷している。
同地区首位を走るアストロズとのゲーム差が8まで開く厳しい状況で、マリナーズが来季の巻き返しを期して、売り手に転じる可能性が浮上。プレーオフでの躍進とワールドシリーズ制覇を目指す強豪が狙うのが岩隈だという。
「少なくともドジャースとブルージェイズ、ナショナルズが復帰登板で4本塁打を浴びたヒサシ・イワクマを視察するためにスカウトを派遣した。イワクマはトレードの可能性があると見られるが、あれ(1試合4本塁打の投球)はトレードにおいてはあまり役に立たない」
記事ではこう報じている。右広背筋の痛みで故障者リストに入っていた日本人右腕は6日のタイガース戦で2か月半ぶりに復帰。強力なスラッガーを揃える相手打線に、メジャー自己ワーストの4被弾で8安打5失点を喫した。