大谷翔平とベーブ・ルースの比較は「過去のこと」 元鷹助っ人も舌巻く二刀流の価値
レンジャーズ放送局も大谷翔平の話題で持ちきりになった
■エンゼルス 7ー3 レンジャーズ(日本時間14日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2数2安打3四球を記録。今季10個目の盗塁も決め、チームの3連勝に貢献した。投打で圧倒的な成績を残す二刀流を敵地放送局も絶賛。ベーブ・ルースとの比較は「過去のこと」であり、未踏の地を歩んでいると表現した。
初回に右翼線へ強烈な二塁打を放った際、試合を中継したレンジャーズ放送局「バリースポーツ・サウスウエスト」は大谷の話題で持ちきりだった。3年連続で20本塁打、100奪三振を記録していることに実況のデーブ・レイモンド氏は「これを他に何人がやってのけたのか。誰もいません」と驚きを持って伝えた。
すると、かつてソフトバンクでもプレーした解説のCJ・ニコースキー氏は、大谷が未経験でルースがやったこととして“逸話”を紹介。レッドソックス時代の1917年、先頭打者に四球を与えた際に審判を殴って退場処分を受け、2番手投手が27人連続アウト奪った試合を挙げて2人で笑い合った。
ニコースキー氏はさらに「正直、私にしてみれば、もうベーブ・ルースとショウへイ・オオタニの比較は過去のことです」と明言。「もう2人は比較することもできないと思います。彼は誰もしたことのないことをしているんです」と“大谷賛歌”を続けた。投打二刀流としては既にルースとは比較にならない段階に達していると評価している。
(Full-Count編集部)