大谷翔平に3冠王の可能性 特大22号で打撃3部門トップ5入り…すでにエ軍19冠
2試合連続22号で両リーグトップタイに、リーグ5位タイの打率.301に上げた
■エンゼルス 5ー3 レンジャーズ(日本時間16日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地・レンジャーズ戦で1か月ぶりの6勝目を挙げた。「2番・投手」で投打同時出場し、6回6安打2失点と好投。バットでは8回に両リーグトップに並ぶ22号2ランを放ち、2打数1安打2打点で打率.301に上げた。地区首位のレンジャーズに3勝1敗で勝ち越し、大谷は「素晴らしいゲームでしたし、首位のチームなのでみんな気持ちも入っていたので。いい結果につながって、明日以降も続けられるかなと思います」と振り返った。
打者・大谷の勢いが止まらない。7戦6発の量産態勢でリーグの本塁打王争いでは2位のヤンキース・ジャッジに3本差をつけて独走。メジャー全体ではメッツのアロンソに並んでメジャートップに並んだ。打率.301はリーグ5位タイで、54打点はリーグ4位。打率.318で1位のブルージェイズ・ビシェットとは差があるが、打点トップのレッドソックス・デバースとはわずか2点差だ。
エンゼルスの個人成績でもトップを占拠している。この日の本塁打で打率チーム1位だったウルシェラを抜いてトップに。打率.301、22本塁打、54打点はもちろん、10盗塁、46得点、出塁率.382、長打率.620、OPS1.002はトップ。80安打、3三塁打に69試合、263打数も入れれば打撃だけ12冠だ。投手では防御率3.29、6勝、105奪三振、WHIP1.05、被打率.178、82投球回、14先発と7部門でチームトップ。驚異の投打19冠だ。
今後へは何より怪我をしないことが重要なキーポイントとなる。まだ前半戦だが、一体どんな成績を残すのだろうか。
(Full-Count編集部)