大谷翔平、特大弾も“メジャー最多”　飛距離に米メディア驚愕「まさに残忍なスイング」

24本塁打のうち11本が128メートル以上「リーグで達成した選手はいない」

■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ（日本時間19日・カンザスシティ）

　エンゼルスの大谷翔平投手は18日（日本時間19日）、敵地でのロイヤルズ戦で2試合連発となる24号逆転2ランを放った。打球速度は今季最速となる117.1マイル（約188.5キロ）で6月はすでに9本目。バットを振れば特大弾という無双状態に、米メディアも「まさに残忍なスイングだ」と驚きを隠せない。

　1点を追う5回無死二塁で迎えた第3打席。通算224勝の39歳右腕、ザック・グリンキーが投じた69.7マイル（約112.2キロ）のカーブをライナーで弾き返すと、打球は右翼スタンドへあっという間に消えた。飛距離は422フィート（約128.6メートル）だった。

「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「地球上で最も勢いのある打者だ。ホームランを打つことをやめられない!!」と、SNS上でいつものように大興奮。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の元記者、ブレント・マグワイア氏も「まさに残忍なスイングだ」と投稿している。

　米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」のジャレッド・カラビス記者は、24本塁打のうち11本が420フィート（約128メートル）以上も飛ばしていることを紹介し「これをリーグで達成した選手はいない」としている。エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況を務めるパトリック・オニール氏も「惑星上最高の選手だ」と絶賛していた。

（Full-Count編集部）