同じ手は食わぬ…弾丸弾に敵地も大騒ぎ「スーパースター」 大谷翔平の異例の“注目度”
地元紙「スーパースターで、殿堂入りすることも可能な選手たちに負けた」
■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ(日本時間19日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地でのロイヤルズ戦で2試合連発となる24号逆転2ランを放った。通算224勝のザック・グリンキー投手を相手に、第1打席は二ゴロ、第2打席は空振り三振に倒れたが、第3打席でカーブを一閃。敵地の地元紙も「レーザービームを放った」と伝えている。
1点を追う5回無死二塁、グリンキーが投じた69.7マイル(約112.2キロ)のスローカーブをライナーで弾き返すと、打球は右翼スタンドへあっという間に吸い込まれた。飛距離は422フィート(約128.6メートル)、打球速度は今季最速となる117.1マイル(約188.5キロ)だった。
ロイヤルズの地元紙「カンザスシティ・スター」のスポーツライター、ブレア・ケルコフ氏は「3回にグリンキーはカーブでオオタニから三振を奪った。再び(5回に)対峙したとき、グリンキーは同じ球種でオオタニからアウトを奪おうとした」と言及。「しかし、エンゼルスのスターはレーザービームを放った」とした。
また、MLB公式でロイヤルズ番を務めるアン・ロジャース記者は「(グリンキーは)エンゼルスのスーパースターで、殿堂入りすることも可能な選手たちに負けた。ショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトだ」と記事で伝えた。歴史的な活躍を続けている大谷は、敵地でも注目の的のようだった。
(Full-Count編集部)