大谷翔平「シーズンに集中したい」 ド軍に感謝の思いも…過熱する去就報道に心境

ドジャース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

7回12奪三振1失点力投も3敗目「前回より今回の方が良かったですね」

■ドジャース 2ー0 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地のドジャース戦で7回5安打1失点の好投を見せた。「2番・投手」で投打同時出場。12三振を奪ったが、今季3敗目(6勝)を喫した。大谷は「前回より今回の方が良かったですね。投げ心地は今日の方が断トツで良かったかなと思います」と振り返った。

 フォーシームの投球割合は今季最も高い50%(50球)。最速100.3マイル(約161.4キロ)の剛速球で攻めた。4回先頭のフリーマンに中越えソロを浴びたものの、失点はこれだけ。自己最多13Kにあと1個に迫る奪三振ショーを見せた。「(フリーマンへ)もう少し低めに投げたかったです。空振りを取るボール球ぐらいの感じで投げたかったですけど。浮いたら打たれる。あれは自分のミスかなと思います」。シーズン117奪三振はリーグ2位。被打率.179はメジャートップだ。

 今オフにフリーエージェント(FA)となる。米メディア間では花巻東高時代から密着マークするドジャースが有力な移籍先に挙がっている。「ドジャースだけじゃなく、僕がこっちに来るとなった時に熱心に誘いをもらった球団にもちろん感謝しています。誰が相手でも自分のやるべきことをしっかりやりたいなと思っています」と思いを吐露した。

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMはトレード放出には否定的。過熱する自身の去就報道については「シーズンはシーズンで集中したいと思っているので。代理人に任せてますし、自分はシーズンに集中したいなと思っています」と話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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