通算541発男でさえ理解不能 大谷翔平を「真似しないで」…異次元な打撃に忠告
ジーター氏「活躍し続けているから、もう驚かなくなっています」
エンゼルスの大谷翔平投手は現在、本塁打と打点でメジャートップに立つ。その打撃には、レジェンドたちも驚きを隠せない。元ヤンキースで通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏、元レッドソックスで通算541本塁打のデビッド・オルティス氏、元ヤンキースで通算3465安打のデレク・ジーター氏が絶賛した。
3人は24日(日本時間25日)、米放送局「FOXスポーツ」の試合前番組に出演。司会を務めるケビン・バーカード氏に「今シーズン最も気に入っていることはなんですか?」と聞かれると、オルティス氏が口を開いた。
「ショウヘイ・オオタニの素晴らしさについては、言葉では言い尽くせません。皆さん、(日米200号の)映像を見てください。えげつないです。投じられたコースを見てください。(内角のボール球を)センターに突き刺しました。子どもたち、(大谷のように打つことは)ほぼ不可能ですから、家で真似をしないでください。彼は素晴らしさを全惑星に見せつけています。25本でメジャーをリードしています。信じられますか?」
するとジーター氏も「活躍し続けているから、もう驚かなくなっています。この男はホームランでメジャーをリードし、球界最高の投手の1人でもあります。比較対象がいません。前例にないことをやっています。見ていてワクワクする存在です」と称えた。
ロドリゲス氏も「そうですね。最高の投手はカーショーだと思いますが、最高の打者はオオタニだと思っています。こんなバッターは見たことがありません。ベーブ・ルースが一番近い存在だと思っています」と同調した。
さらにバーカード氏から「デレク、君は『ポストシリーズに出場するまで、もしかしたら、彼は正しく評価されないかもしれない』と言っていましたよね?」と向けられたジーター氏は「はい。彼はそのステージに立たないといけないと思っています。カジュアルなファン層も楽しめる選手です。WBCでは輝いていました。球界のことを考えると、彼が(ポストシリーズに)出場することを願っています」と期待した。
(Full-Count編集部)