大谷翔平、今季MLB最長150m弾で日本人初の3年連続30号 6月15本目…キング独走58発ペース
493フィート(約150.3メートル)は自己最長&今季MLB最長飛距離
■エンゼルス ー Dバックス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間7月1日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で先発出場した。6回の第3打席で2戦連続の本塁打を放ち、日本人初の3年連続30号に到達した。
衝撃のアーチショーだ。5点を追う6回先頭で迎えた第3打席だった。ここまで好投を続けていた左腕ヘンリーから右翼席へ豪快な一発。打球速度115.1(約185.2キロ)、飛距離は自己最長、今季MLB最長となる493フィート(約150.3メートル)だった。6月は球団最多を更新する15本塁打だ。3年連続30号に到達し、シーズン58本ペースだ。直近5戦5発と止まらない。2位につけるホワイトソックスのルイス・ロバートJr.外野手と7本差とした。
この日、0-1の初回1死で迎えた第1打席は四球を選び、3回1死一塁の第2打席は痛烈な当たりも一ゴロに倒れていた。
前日29日(同30日)のホワイトソックス戦では「3番・指名打者」で先発出場し、9回に意地の29号2ランを放った。試合前の時点で6月は打率.392、球団新の14本塁打、28打点、OPS1.415と絶好調。3冠王も射程圏内だ。大谷の勢いが止まらない。