特大カチ上げは「海王星まで飛ぶ打球」 大谷翔平に敵地局も愕然「典型的なHRではない」

26号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
26号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

解説「この男は人が普段見ないようなことを日々やってのけている」

■エンゼルス ー Wソックス(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦で3試合ぶりの26号ソロを放った。打った瞬間に投手が天を仰いだ飛距離446フィート(約136メートル)の豪快弾は、敵地放送局にも大きな衝撃を与えた。

 ホワイトソックス放送局「NBCスポーツ・シカゴ」の実況ジェイソン・べネッティ氏は「アッパーカットのスイングで、海王星まで飛ぶ打球で同点に追いつきました」とお手上げ状態で、解説のゴードン・ベッカム氏も「ロケットのような勢いでスタンドインしました。あと少しで木星に届くというところでしたが。まったくの爆弾でした。ワオ」と唖然だ。

 2008年ホワイトソックスのドラフト1巡指名で2014年にはエンゼルスでプレーしたベッカム氏は「彼のメカニクスがあれを可能にするのでしょう。あの打球は1マイルは上がったように見えました。あんなの他では見ない」「我々は海王星だの木星だのジョークを言いましたが、真上に上がったように見えたんですよ」と信じられない様子だった。

 さらにべネッティ氏が「あれは科学のプロジェクトですよ。MLBで見る典型的な本塁打ではありません」と話すと、ベッカム氏も「そうですよね。そしてこの男は人が普段見ないようなことを日々やってのけている。彼はユニコーンだ」とどこまでも異次元の打撃に驚いていた。

(Full-Count編集部)

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