大谷翔平だから生み出せる“特殊”すぎる成績 米識者が抱いた究極の疑問

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

毎日のように記録更新「彼の特殊なスタッツは信じられない」

 エンゼルス・大谷翔平投手が躍動の6月を送っている。米スポーツ局「FOXスポーツ」は、「今週MLBで我々が学んだこと」として、注目選手をピックアップ。ア・リーグ西地区からは大谷が選ばれた。(選出時の成績は日本時間29日時点)

 同サイトのアナリスト、ジョーダン・シャスターマン氏は27日(同28日)のホワイトソックス戦で野手として2本塁打、投手として7回途中10奪三振で7勝目を挙げたことを紹介し、「彼の二刀流のパフォーマンスから出てくる特殊なスタッツは信じられないし度肝を抜かれる」と、毎日のように記録を生み出し、塗り替える活躍に注目した。

 野手としては、6月の長打率.919は月間長打率としては歴代トップ25に入る数字(1か月100打席以上)。さらにその間、投手としては30と1/3回を投げて37奪三振、防御率は3.26の記録には「粋なこと」と言いつつも「騒ぎ立てるほどのことでもない」ともしている。1人の投手としてみれば優秀な数字だが、打撃でメジャー史に残る活躍をしており、体現しているのが他でもない大谷とだけあって、もはや驚きさえしていないとも言いたげのようだ。

 同氏は「私がオオタニで気に入っているのは、彼が世界屈指の打者や投手相手に、投打両方で秀でていることだけではない。毎シーズン、投手である彼のほうがいいのか、打者である彼のほうがいいのか真剣に思いを巡らす点だ。我々はこうして毎日のように歴史が作られるのを目撃している。なんという特別な楽しみだろうか」と更なる活躍に期待を込めた。

(Full-Count編集部)

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