わずか3球で465億円怪力男を凌駕…大谷翔平の打撃練習に指揮官が“震えた”日
エンゼルス・ネビン監督が目撃した、大谷の珍しい打撃練習
■Dバックス 6ー2 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間7月1日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で6月15本目となる30号ソロを放った。この試合を放送した「Apple TV+」でレポーターを務めるハイディ・ワトニーさんは、大谷が放った自己最長150メートル特大弾にまつわるエピソードとして、フィル・ネビン監督が明かした秘話を紹介した。
大谷の圧倒的な一発を生で見たワトニーさんは、興奮が抑えきれない様子だった。「彼(大谷)があまりやらないことの1つとして、フィールド上での打撃練習だ」とネビン監督のコメントを紹介。ただ指揮官は、今シーズン序盤、ヤンキースタジアムで打撃練習を行う大谷の姿を目撃したという。
「8試合くらい本塁打が出ていないから、柵越えの感触を確認しておく必要があると、オオタニが言ってきたとネビンは明かしました」とワトニーさん。その際、過去にヤンキースでコーチを務めた経験があるネビン監督が「(ヤンキースの)ジャンカルロ・スタントンがヤンキースタジアムの中堅のバックスクリーンを超える打球を飛ばしていた」と大谷に伝えたところ、たった3球でスタントンの着弾地点を超える打球を放ったという。スタントンと言えば、通算385本塁打を誇り、球界屈指の肉体で強烈な打球を連発する大砲だ。
6月はア・リーグ史上4人目の月間15本塁打を記録するなど、全27試合に出場し、打率.394、29打点の大活躍を見せた大谷。打撃練習とはいえ、2014年オフに13年総額3億2500万ドル(約465億3000万円)の巨額契約を結んだスタントンの飛距離を軽々と超えていった打球は、ダイヤモンドバックス戦での自己最長弾が生まれたことで世に明かされることとなった。
(Full-Count編集部)