大谷翔平が“現時点のMVP” 米敏腕記者が断言「他の選手に1位票は正当化し難い」
シャーマン記者「オオタニの存在がエンゼルスをいいチームにしている」
エンゼルスの大谷翔平投手は、6月を打率.394、15本塁打、29打点、OPS1.444と驚異の成績で終えた。凄まじい躍動ぶりに、ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」で執筆するMLB屈指の敏腕記者ジョエル・シャーマン氏は、シーズン半ば時点でのMVPに選出した。
「オオタニは昨年のジャッジのよう打撃をしている」として比較。ア・リーグ新の62本塁打を放ってMVPを獲得したヤンキースの主砲は、チーム84試合消化時点で30本塁打&OPS.980だったのに対し、今年の大谷は同時点で30本塁打&1.070だ。投手としてはサイ・ヤング賞争いにも関わっている。
さらに「昨年のヤンキースがジャッジのお陰で強いチームであったことと同じくらいに、オオタニの存在が今年のエンゼルスをいいチームにしている。我々は彼がどれだけ特別な活躍をしているかについて、見失うべきではない」と存在の大きさを強調した。
本塁打や打点、さらには三塁打、規定投球回に到達した先発投手の中での被打率などでメジャートップを争う。試合に出続け「彼は疲れを知らないし、ますます説明しがたい存在になっている」と評価。「シーズン半ばの時点で、ア・リーグの他の選手に1位票は正当化し難い」と言い切った。
(Full-Count編集部)