大谷翔平の“球宴二刀流”を指揮官容認 先発でも救援でも「やりたいことを支持する」
オールスター戦は前半戦ラスト登板から中6日が空く
メジャーリーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)、オールスター戦(11日=日本時間12日、シアトル)の投手、控え野手を発表した。エンゼルス・大谷翔平投手はア・リーグDH部門に続き、先発投手としても3年連続で選出された。フィル・ネビン監督は「誇りに思っている。安定してローテーションを守り続けた。とてもクールなことだ」と選出を喜んだ。
次回登板は前半戦ラストで4日(同5日)の敵地・パドレス戦となっている。中6日が空くオールスター戦での登板について、ネビン監督は「登板することは可能だろう。(最後の登板から)1週間後だし、オールスター休暇が終わったら、すぐ登板させる予定だ。でも、どうなるかは見守ろう。彼の判断次第だ」と話すにとどめた。後半戦は初戦、14日(同15日)の本拠地・アストロズ戦で先発登板させる方針だ。
先発野手を決めるファンによる1次投票ではア・リーグ指名打者部門でリーグ最多264万6307票を獲得。3年連続で先発出場を決めている。指名打者として先発出場は決まっているが、投手での起用法は決まっていない。指揮官は「ダスティ(ベイカー監督)が決めることだ。あとはショウヘイが決めること。やりたいことを支持するし、チャンスを奪いたくない。WBCと同じように選手にとっては忘れられない特別な機会。どんな決断でも私は楽しみだ」と話した。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)