大谷翔平、両リーグ“5冠”で前半戦終了 3冠王も射程圏…投打で際立つ鉄人ぶり

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

打では本塁打、三塁打、長打率、OPS、投では被打率で両リーグ単独トップ

 メジャーリーグは9日(日本時間10日)、前半戦の全日程を終了した。エンゼルスの大谷翔平投手は、8日(同9日)に行われた敵地・ドジャース戦を終えて一足先にオールスターブレークに突入しているが、前半戦の個人成績もここで確定。では、投打でどの位置につけているのだろうか。

 まずは、打撃成績から見ていく。32本塁打は文句なしの両リーグトップ独走。2位のルイス・ロバート(Wソックス)が、6本差で後ろを追っている。71打点はアドリス・ガルシア(レンジャーズ)と4ポイント差の2位。打率.302は6位でトップのヤンディ・ディアス(レイズ)は.323と、3冠王も狙える位置につけている。

 さらに三塁打6本、長打率.663でも両リーグ単独トップ。長打率2位のロバートは.569と大差をつけている。出塁率はリーグ3位、OPS(出塁率+長打率)は1.050で、1を超えているのは両リーグでただ一人だ。そして91試合で欠場は2試合のみ、二刀流ながら89試合出場でリーグ10位タイと鉄人ぶりが際立っている。

 また、投手成績でも被打率.189で両リーグ単独トップ。132奪三振はリーグ3位で、トップのケビン・ガウスマン(ブルージェイズ)を21個差で追っている。7勝(4敗)はリーグ12位タイ、防御率3.32は同13位、WHIP(投球回あたりの与四球+被安打)1.10は同12位と、各スタッツでエースにふさわしい位置につけている。

(Full-Count編集部)

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