たった2か月半でも…大谷翔平には「莫大な価値」 米記者分析、トレード獲得すべき理由
主砲が相次いで怪我…プレーオフ進出に暗雲漂いトレードも?
エンゼルス・大谷翔平投手の去就報道が熱を帯びている。チームは7月に入ってマイク・トラウト外野手が離脱。アンソニー・レンドン内野手も4日(日本時間5日)の試合で受けた自打球の影響で、数試合出場がない。プレーオフ進出へ暗雲が漂う中、囁かれるのが今季中のトレードだ。
「ニューヨーク・ポスト紙」のジョン・ヘイマン記者は、「オオタニは(負傷のあと)すぐにDHとして復帰したものの、トラウトが離脱している今、少なくとも、エンゼルスがオオタニのトレードを検討するかもしれない兆しはある」と分析。
大谷を今季トレードで獲得しても、オフにFAとなるため、短い在籍となる可能性も否めない。同記者は「単なるレンタル選手になってしまうが、それでも昨季ジャッジが破るまで61年間続いていたア・リーグのHR記録を再び破る可能性がある二刀流のスーパースターとして、彼は莫大な価値を持つ」と指摘する。
さらに「彼を獲得するチームは2か月あまりの新しい関係性ができることで、MLB史上最もビッグなFA選手と長期契約できる可能性が高まると考えるかもしれない」と、短い間でもチームに所属させることが、FA再契約へ有利に働く可能性にも言及した。8月1日(同2日)のトレード期限までに動きはあるのか、大注目の1か月となる。
(Full-Count編集部)