大谷翔平は「ウインクしてきた」 まさかの四球も…元同僚右腕が堪能した6球勝負

四球で出塁したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
四球で出塁したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ジャイアンツのカッブは4回に登板…大谷にフルカウントから四球を与えた

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、シアトルのT-モバイル・パークで行われたオールスター戦に「2番・指名打者」で出場。第2打席で四球を選んだ。対戦したアレックス・カッブ投手(ジャイアンツ)は2021年にエンゼルスに在籍した元同僚で「うまくボールを握れなかった」と振り返った。

 4回にマウンドに上がったカッブはいきなり大谷と対戦。カウント1-2と追い込んだが、ここから3球連続でボール。最後の2球はシンカーが高めに抜けて歩かせてしまった。右腕は「もちろん攻めていたけど、うまくボールを握れなかった」とし、「特別な対戦だった。彼はウインクしてきたし、頷いてもいた。好きな元チームメートの1人だし、謙虚で人柄もいい。特別な選手だ」と思いを語った。

 この球宴で最も対戦したい打者に大谷を挙げていた右腕。「打たれても、ウィンウィン(いい思い出)になると思い、冗談で『オオタニ』と答えた」と明かす。写真撮影の際に言葉を交わしたといい「一瞬だったけど、通訳のイッペイ(水原一平さん)とも話した。クールだった。対戦した時にじっくり話したい」と思い描く。

「ショウヘイはあなたから打てると言っていましたが?」との問いには「驚かない」と即答。「彼はショーマンだ。スポットライトを浴びるために存在している。この球場の3階席に飛ばしたのを見たことがある。マウンドからは見たくなかった」と大谷の凄さを表現していた。

(Full-Count編集部)

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