詰まっても逆方向に“ズドン” 大谷翔平の桁違いのパワーに解説も愕然「ビーストだ」
アストロズ戦で今季8度目の2試合連発弾
■アストロズ 9ー8 エンゼルス(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたアストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。9回の第5打席で放った2試合連発の34号は、詰まりながらも逆方向に放り込む強烈な一撃。試合を中継した放送席も「ビーストだ」と大きな盛り上がりを見せた。
2点を追う9回、救援メイトンからセンター方向に本塁打を放つと、米スポーツ局「ESPN」の放送席も熱気に包まれた。実況が「ショウへイの打球はスタンドイン! ファンはこれを見にきたんです。ショウへイの34号を」と興奮を隠せない様子で発すると、解説を務めたエドゥアルド・ぺレス氏も「スライダーが変化せず高めに入った。詰まらされてもHR。それだけ彼はパワーがある。……ビーストだ」と称賛した。
チームは8-9で逆転負けを喫し、勝率5割復帰とはならなかったが、大谷は4打数1安打1打点で打率.301。本塁打はリーグトップ独走の34本。早くも昨年の本数に並び、シーズン58発ペースに伸ばした。6月30日(同1日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦以来、今季8度目の2試合連発で、本拠地に集まったファンとメディアを熱狂の渦に巻き込んだ。
(Full-Count編集部)