レイズ左腕スネルが「恐ろしい理由」 “膝を崩す”魔球が凄い「素晴らしい変化」
スネルは7回10奪三振無失点の快投で10勝目
レイズのブレイク・スネル投手が25日(日本時間26日)、本拠地ナショナルズ戦に先発し7回1安打10奪三振無失点の快投で10勝目を挙げた。150キロを超える直球にブレーキの利いたカーブを武器にナショナルズ打線を翻弄。相手打者の“膝を崩す”魔球をMLB公式ツイッターが動画を交え伝えている。
スネルは初回の立ち上がり。2者連続四球でいきなりピンチを招き1死一、二塁から左打席に入ったソトと対峙。1ボール1ストライクからの2球目。背中越しから急激に曲がる82マイル(約132キロ)カーブを投じると、ソトは膝を崩しながら、一瞬のけ反る仕草を見せ見逃し。続くスライダーで空振り三振に仕留めた。
相手の膝を崩す程にブレーキの利いたカーブを同ツイッターは注目。「膝から…崩れてしまうような球」と文言を添え動画を公開した。ファンからも「素晴らしい変化」「すごい球」「だから彼は僕のファンタジー(ベースボール)のチームに入れているんだ」と賛辞の声で溢れかえった。。
さらに、この試合を中継した「FOXスポーツ・サン」の実況は「美しいオフスピードピッチです。2ストライク」と称賛。解説を務めたブライアン・アンダーソン氏も「これがブレイク・スネルが恐ろしい理由だと思います。彼の武器全てに言える事です。(今の球は)膝を崩れさせる(時計の)12時から6時のカーブです」と、その落差を時計の針で例える程だった。