ブ軍外野手、同点3ラン“強奪”の超美技 米ファン歓喜「年間最優秀キャッチ」
8回に特大の9号2ラン、守っては9回に超美技
ブルージェイズのランドル・グリチャック外野手が25日(日本時間26日)、敵地アストロズ戦でリードを広げる特大の9号2ランを放ち、守備では相手のホームラン性の当たりを“強奪”する大活躍を見せチームを6-3の勝利に導いた。MLB公式インスタグラムはグリチャックの攻守で見せた“ホームラン動画”を公開している。
グリチャックはまずは打席で見せた。4-3とブルージェイズ1点リードで迎えた8回。2死二塁から左翼席上段へ貴重な追加点となる特大の9号2ランを放った。試合はそのまま3点リードで9回を迎えた。
守護神・呉昇桓が無死一、二塁のピンチを招くと、ここでアストロズのスプリンガーが放った大飛球は右翼を守るグリチャックの元へ。フェンスを越える打球をジャンプ一番で好捕しあわや同点3ランとなっていたホームラン性の打球を“強奪”した。
同ツイッターは「本塁打を打つか本塁打を強奪するか、どちらが良い?」とコメントを添え、動画を公開した。
「極めて素晴らしい」
「防ぐ方。そっちの方がクールで珍しい」
「打つ方」
「1人の選手があの本塁打を打って、あの捕球をするなんて素晴らしい」
「なんという捕球!」
「年間最優秀キャッチ」
「両方とも!」
「あの強奪はえげつないね」
「守備>攻撃」
「本塁打を奪う方が好き。なぜなら守備は重要だからね」
「セントルイスで君の事を恋しく思っているよ!」
「ジャンプのタイミングが完璧で、ムーンショットも打った」
ファンからはホームランをジャンプ一番で好捕した守備を押す声が大半を占めた。敵地で昨季の世界一軍団を破ったこの日の主役は間違いなくグリチャックだった。