高校野球の“強豪”が相次ぎ敗退 選抜準Vの報徳学園、東邦が敗退、東東京では帝京も
帝京と関東第一は春の都大会の決勝カードだったが、ともに5回戦敗退
第105回全国高校野球選手権は各都道府県大会が進行中だ。東東京では帝京と関東第一という、春の都大会の決勝で激突した2校が姿を消すなど、各地で今春の上位高や伝統校が敗れるケースが続出している。
東東京大会の5回戦では、今春の都大会を制した帝京が5-6で岩倉に敗れた。2011年夏以来、12年ぶりの甲子園出場はならなかった。3-6の9回に2点を奪い、なお2死一、二塁の好機をつくったものの及ばなかった。
また、その帝京と今春の都大会決勝を戦った関東第一も、日大豊山に延長10回、タイブレークの末1-3で敗れた。9回までは両軍無得点という緊迫した展開だった。
関西では兵庫大会の5回戦に、今春の選抜で準優勝した報徳学園が登場。神戸国際大付に2-3で敗れた。報徳は昨秋、今春の県大会を制し、兵庫では史上3校目となる秋春夏の3冠を目指していた。また、夏12年ぶりの甲子園出場を目指す東洋大姫路も2-6で津名に敗れ、5回戦敗退となった。
愛知大会では、今春の選抜甲子園で2勝し、3回戦まで進んだ東邦が4回戦に登場、星城に0-2で敗れた。
(Full-Count編集部)