データ会社お手上げ…大谷翔平の「価値はかれない」 数か月で生み出す莫大なメリット
“レンタル選手”がトレード価値ランキングで50位以内に入るのは初
エンゼルスの大谷翔平投手の異次元の躍動に、米データ会社もお手上げだ。野球専門の米データサイト「ファングラフス」が公開した「2023年トレード価値ランキング」では25位。正確な価値をはかることができないことに頭を抱えている。
このランキングで、シーズン終了後にFAとなる“レンタル選手”が50位以内にランクインしたのは初。「世界で最高の選手だ。(過去に)トップ50にランクインした選手はいないし、2度と現れないだろう。我々の『TABLEIZER(Excel等のスプレッドシートからHTMLテーブルに簡単変換できるツール)』でさえ、オオタニの価値をはかることができない」と二刀流に感嘆する。
25位という順位については「勝手な判断かもしれない。他の選手と同じように、計算することはできない。オオタニをトレードで獲得することは、勝ち星とお金を計算することではない。もちろん、対価に見合わないからだ。でも、世界的なスーパースターを獲得すれば、プレーオフに向けて勢いをつけることができるし、ファンや国際的な注目を集めることができる」と説明した。
仮にトレードが成立したとすれば「2つのことを保証する。1つ目は、獲得したチームは、(ファングラフスのアナリストであるエリック・ロンゲンハーゲンが)笑ってしまうほどのプロスペクトを放出することになるだろうということ。2つ目は、そうなってもチームの関係者やファンは気にしないだろうということ。彼らはオオタニを獲得するからだ! 球史でそんなことができたと言えるチームはごく僅かだろう」と述べた。
(Full-Count編集部)