大谷翔平、エ軍は「大好き」 今夏のトレード消滅に告白「今年PO目指す」 一問一答
9回1安打無失点でメジャー初完封「チーム的にも個人的にももちろん良かった」
■エンゼルス 6ー0 タイガース(日本時間28日・デトロイト・Wヘッダー第1試合)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、メジャー初完投初完封で9勝目を挙げた。敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手」で投打同時出場し、9回111球、8奪三振1安打無失点と好投。第1試合の試合後には、エンゼルスや悲願のポストシーズンへの思いを打ち明けた。
――メジャー初完投初完封。
「ダブルヘッダーの1戦目だったので、チーム的にも個人的にももちろん良かった」
――今夏のトレード消滅した。
「残るというか、エンゼルスで最後までプレーするつもりで今までやってきましたし、ただ周りの声も含めて気持ちもスッキリ臨めたので、これからプレーオフを目指して頑張りたいなと思います」
――今年のチームは何が何でもポストシーズンを目指す。
「ずっと似ている状況だったので。こういう経験も初めてですし、新しく来た選手とコミュニケーションをとりながら、いいチームになれるように頑張りたいなと思います」
――ジオリトらをトレードで獲得。球団への思いは。
「去年は放出する形をとらざるを得なかった。去年は去年で、みんな頑張っていましたけど、勝てなかったというだけなので。その時その時で個人個人が自分たちの仕事をするだけだと思います」
――今後はエンゼルスを長期的な目で見るか。
「シーズン中はシーズン中なので。あまりそういうことは気にしないようにというか。1試合1試合頑張りたいと思います。ここまでプレーしてきたチームなので、ファンの人たちも含めて、もちろん大好きですし、最後まで今年まずプレーオフを目指して、またその先を目指して頑張りたいと思います」
通算59勝ジオリト&中継ぎロペスと大型補強「素晴らしい2人の投手。心強いですし、いるのといないのでは全く違う」
――投球はここ数試合と何が違ったか。
「指の状態も良かったですし、投げ心地も、動き方もしっくりは来てたと思うので、1試合これがあったからといって、次また抑えられるということはないと思いますし、これをまず継続できるように、ここからがもっと大事になってくるので、しっかりと切り替えて、頑張りたいと思います」
――フォーシームが走っていた。
「そうですね、ストレートも良かったですし、序盤はまずコマンドが良かった。リズムに乗りやすかったかなと。守備ももちろん、ゲッツーとれるか分からない打球をしっかりゲッツーとってくれて。球数も抑えられて、良かったなと思います」
――完封は日本時代以来6年ぶり。9回のマウンドは疲れたか。
「そうですね。あまり何も考えずに1人1人行きたいなとは思っていたので、結果的に最後まで投げられて良かったと思います」
――ジオリトらを大型補強。チームの雰囲気は昨日と今日の違いはあったか。
「ここ最近は勝っていることもあって、いい雰囲気だと思いますし、こうやって買い手側に回ることによって、戦力的にはもちろん強化されますし、やる気というか、士気というか、そういったものも高くなると思うので。ここからがやっぱり大事かなと思います」
――トレード獲得の話はいつ知ったか。
「昨日の夜ですかね。GMからは聞いてないです。普通に一平さんから。公式サイトから、ですかね」
――聞いた時はどんな思いだったか。
「もちろん素晴らしい2人の投手なので、心強いですし、いるのといないのでは全く違うと思うので、心強いなと思います」
――自身のトレードの報道は見ないようにしていた、とか意識はあったか。
「特にはないですね。普通のことじゃないかなと思うので、去年も似たようなことありましたし、この時期は誰しも、そういう対象の選手はそういう感じじゃないかなと思います」
(Full-Count編集部)