2試合連続の途中交代…大谷翔平は働きすぎ? 「416試合&417イニング」の“異次元稼働”

Bジェイズ戦に「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
Bジェイズ戦に「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

2021年以降、野手としては7位、投手としても30位の稼働

■ブルージェイズ 4ー1 エンゼルス(日本時間29日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手は、28日(日本時間29日)の敵地・ブルージェイズ戦で、9回に「両ふくらはぎのけいれん」で交代した。27日(同28日)にも腰付近を抑え、「けいれん」が理由で試合を退いていた。ここ数年は当たり前のように二刀流をこなしていたが、2試合連続の途中交代という形で疲労度が露わとなった。

 毎日打者として出場し、週に1回は先発マウンドに上がる。二刀流を見るのが当たり前の日常となっているが、疲労はつきもの。MVPを獲得した2021年以降、27日(同28日)時点での出場試合数は野手として416試合で、メジャー全体で7位。投手としても30位の417イニングを投げている。

 チームメートのマイク・トラウト外野手のように、主軸選手ですら数日に1度は休養日を設ける中、大谷は登板前後でも関係なく、試合に出場し続けている。今季欠場したのは4月に1試合、5月に1試合の計2試合だけ。フィル・ネビン監督は大谷の試合に出たいという意向を尊重してきたが、ここにきて不安が露呈した。

 トラウトやレンドンを欠く中、大谷が欠場すれば、プレーオフを狙うチームにとっては大きな戦力ダウンとなる。とはいえ、大きな怪我となるのは避けたいところだ。チームと大谷は、今後どのような決断を下すのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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