女子野球“伝統の一戦”は激闘の末に引き分け 巨人・宮本監督「プロ化を目指しています」

先制のホームを踏んだ巨人・金満梨々那(中央)【写真:宮脇広久】
先制のホームを踏んだ巨人・金満梨々那(中央)【写真:宮脇広久】

巨人宮本監督「われわれはプロ化を目指しています」

 読売ジャイアンツ女子チームと阪神タイガースWomenが29日、「KONAMI Presents 女子野球交流戦」として東京ドームで対戦した。7回制で行われ、大激戦の末に2-2で引き分けた。

 試合は、巨人が2回2死一、二塁のチャンスに、相見菜月外野手が左前適時打を放ち、左翼手が後逸する間に一塁走者も生還して2点を先行した。投げては小野寺佳奈投手が6回101球を投げて1失点(自責0)の好投を見せた。

 阪神は6回に相手の失策で1点差とすると、最終回に1死満塁で中江映利加捕手がカウント3-2から押し出し四球を選び、土壇場で追いついた。

 巨人の宮本和知監督は「声を大にして言いますが、われわれはプロ化を目指しております。まだまだ、これから皆さんに感動を届けられるように頑張っていきたいと思います」と感慨深げだった。

 5回の阪神の攻撃前には「六甲おろし」、その裏の巨人の攻撃前には「闘魂こめて」が流れ、5116人のファンを喜ばせた。ナイターで行われたこの試合の前に、デーゲームで行われたNPBの巨人-中日戦から引き続いて観戦したファンもいた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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